2025ゴールデンウィーク特別イベント、『これが私の生きる道』に出演することになりましたので、今日はそのご案内をさせて下さい。

講演依頼を受けるに至るまで

このイベントの一澤藍子のご紹介文のところにも書かせて頂いたのですが、講演依頼のお電話があったちょうどその時、私はもう一つの職場である大学の研究室にいました。

その時、私、実験用の作業着を着て、手にはグローブをはめてレンチを持ったままの出立ちでした。カウンセラーとは程遠い格好でした。

プロのカウンセラーになって２年ちょっと。カウンセリングはとても好きだから、誰かのお役に立てるこのお仕事を続けたい。でも、大学での研究に関わる実験の仕事も、続けたい。

そんな自分で本当にいいのかな、と悩んでいた時期があったんです。

２つのお仕事をするいわゆる『２足のわらじ』。この言葉に、ちょっとマイナス寄りなイメージを持っていた気がします、私自身。

ことわざでもありますよね、『二兎を追うものは一兎も得ず』。

二羽のウサギを同時に捕まえようと追いかけ、結局、一羽のウサギも捕まえることが出来なかった。

つまり、一つの物事に集中せずに、欲張って二つの物事を上手くやろうとすると、どちらも失敗するという意味なんだそうです。

こんな、言葉もあるくらいだから、どちらか１つに道をしぼるべきなんじゃないかと自問自答していた時期がありました。

でも、私、気がついたんです。

『どちらも、私のやりたい仕事。』これが、私の正直な気持ちだ、って。

中途半端かどうかは、自分で決めること。中途半端になってしまって嫌だ、と本当に思う時がきたら、その時にまた考えればいい。

そう腹を括った矢先に、頂いたこのイベント出演のお話し。

社長の平に、正直に話しました。私、これからも、カウンセラーと研究の仕事の両輪で進みたいんです。って。

そうしたら、平に言われました。

『ええやないか。２足のわらじで行くんやろう？それが、君の生きる道や。そのことを話したらええんや。』・・・って。

これで、いいんだ。心からそう思えたから。私はみなさまに、より自分らしさに正直でいられる考え方をお伝えしたいと思っています。

二面性を理解して、もっと自由な私になる